2014年7月1日火曜日

<姓氏家系>ルーツ探しの現地調査に同行しました!

 知人が「自分もご先祖様探しに興味がある!」ということで、先日はその方のルーツ探しの現地調査に同行してきました。

 
 幸いなことに、現地というのが、私が住んでいる地域から30分ほどのところだったので、


 「本家訪問と過去帳閲覧」

 「お墓参り」

 「地元図書館での資料探し」


の3点に絞って、調査を実施しました。


 知人といっても、親族筋に当る方なので、本家の方とも、私も顔を知っている間であったため、かなりスムーズにお話を伺うことができました。


 調査内容というのは、当ブログの読者の方にとっては、ある程度おなじみの方法です(^^;



 ① 事前に「戸籍謄本」を取得しておいてもらっておいた。


 ② その結果をもとに、「地縁血縁解析法」を実施。一族の中心となる集落、ムラ名を算出。


 
とここまでは、実施済みだったので、スムーズに事が進みました。


 当日は、


 ③ お墓参り。その方の一族の家祖というべき人のお墓が見つかりました。天正期の記録が墓碑に刻んであり、大発見です。


 ④ 本家で過去帳を拝見しました。天正時代の家祖の人と同一人物かはわかりませんが、「源姓」の戒名が一番最初に来ていました。


 ⑤ 図書館で江戸時代の書物の「翻刻バージョン」を閲覧。近辺ではその図書館でしか収蔵されていない貴重書で、「その村の、その姓の一族について」詳細が載っていました。



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 というわけで、その方のご先祖様が、「江戸時代は庄屋であった」ことが、江戸期の書物に明記してあり、かつ、先祖がおそらく天正期に亡くなったことまで判明しています。


 というわけで430年くらい前まではわかったことになりますので、今後は、そこから先を調査予定です。


 源姓ですので、最終的には源氏→天皇家となるルートが想定できるのですが、そこは慎重に。


 
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 大塚某のやり方だと、基本的に網羅的に調査対象を拾い上げてきますので、その他にも面白いことがわかりました。


⑥ この方の直系ではないですが、ご一族の中で、大正期に関西でも指折りの企業を興した方がおられ、その方を紹介した大正期の資料を事前にゲットしていました。


⑦ 一族の墓地に、なんとその方本人のお墓がありました。お墓は地元に戻っておられたようです。


 
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 今回、同行させていただきましたが、知人の方はたいへん感銘を受けておられました。


 「数多くのご先祖さまがあって、今自分が生きていることのすばらしさを実感しました」とのこと。


 私もまったく同じ思いです。



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 ちなみに、私の場合は「家系図」にはあまりこだわっていませんので、判明分についてはボチボチまとめていますが、むしろ



 ”なぜ、自分は「この名字・苗字なのか」”



というあたりに主眼をおいています。なので、基本的には直系尊属(それも苗字の家系をメイン)に追います。


 これは、「父親の方ばかり」を追うわけではありません。


 というのも、ルーツ探しをはじめるとすぐわかりますが、古い家は、「家を継ぐ」ために、婿養子をもらって「母方で継ぐ」こともよくあるからです。



 なので、大塚方式では、基本的に「苗字のルーツを探る」ことがまず最初になります。



(たぶん、多くの人は、まずそれを知りたいのではないでしょうか?)









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