2020年2月2日日曜日

■ 令和に入っても? 戸籍に「士族」などの旧身分が載っていた!



 もうずいぶんと大塚家以外の一般のみなさまの「家系調査、ルーツ探し」をさせていただいておりますが、今回はかなり驚いた!事案がありましたのでご紹介。


 士農工商とざっくり言われるような、旧身分は、現代の世の中については差別などの温床になるため、戸籍等の記載からは除外されているのがよく知られていますが、なんと



「令和になって取得した戸籍(除籍)に士族などの旧身分が載っていた!」


実例がありました。



 私は行政書士ではないので、戸籍等の代行取得はしておりませんが、その代わりに歴史と家系・苗字の研究を積み重ねていますので、実際の戸籍の取得は依頼者ご本人さんにお願いすることになっています。


 そこで、依頼者さんが取得なさった「除籍簿」に、今回はなんと


「士族」


とバッチリ書かれていて、なおかつ行政サイドの消し忘れで黒塗りも白抜きもされていないことが発見された次第。











 こうしたその家に関わる重要な事項が残っている場合もあるので、ぜひみなさんも思い立ったら先祖の戸籍を取得なさることをおすすめします。


 戸籍の保存期間は150年ですから、これからどんどん廃棄されるものも出てくると思われます。



 


 というわけで、今回はたいへん珍しい実例でした。