2020年2月2日日曜日

令和に入っても? 戸籍に「士族」などの旧身分が載っていた!



 もうずいぶんと大塚家以外の一般のみなさまの「家系調査、ルーツ探し」をさせていただいておりますが、今回はかなり驚いた!事案がありましたのでご紹介。


 士農工商とざっくり言われるような、旧身分は、現代の世の中については差別などの温床になるため、戸籍等の記載からは除外されているのがよく知られていますが、なんと



「令和になって取得した戸籍(除籍)に士族などの旧身分が載っていた!」


実例がありました。



 私は行政書士ではないので、戸籍等の代行取得はしておりませんが、その代わりに歴史と家系・苗字の研究を積み重ねていますので、実際の戸籍の取得は依頼者ご本人さんにお願いすることになっています。


 そこで、依頼者さんが取得なさった「除籍簿」に、今回はなんと


「士族」


とバッチリ書かれていて、なおかつ行政サイドの消し忘れで黒塗りも白抜きもされていないことが発見された次第。











 こうしたその家に関わる重要な事項が残っている場合もあるので、ぜひみなさんも思い立ったら先祖の戸籍を取得なさることをおすすめします。


 戸籍の保存期間は150年ですから、これからどんどん廃棄されるものも出てくると思われます。



 


 というわけで、今回はたいへん珍しい実例でした。


 





2020年1月19日日曜日

【大河連動 麒麟がくる】 初回感想 ~おっさんずラブ「俺の火縄銃が火を吹くぜ」~



 いよいよ待ちにまった「麒麟」がやってきました。2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」でございます。


 戦国系大河は毎回見るようにしていたのですが、ごめんなさい「いだてん」は1年間まるっとお休みして、今年の視聴に備えていた大塚某でございました。



 現在丹波地方在住の私としては、明智光秀の領地やら、明智に滅ぼされた武将やらがそこらじゅうにあったり、いたりする地域におりますので、必然的に今回の大河には盛り上がっています。



 というわけで、初回感想。





<ユルい大河か、カタい大河か>


 戦国時代を描く大河ドラマは、必然的に武士や戦いが中心となるので、楽しく面白いお話よりもハードな内容が増えることが多く、それでいて主人公をとりまく日常を


 まじめに描くのか、おもしろおかしく描くのか


には、いくぶん差が出てきてしまいます。そういう意味では、「軍師官兵衛」は、どちらかと言えば、笑いは抑さえ気味に、どちらかといえばカタい描き方で、逆に「真田丸」は三谷脚本であることもあって「ユルい」大河だったように思います。


 「おんな城主直虎」も、どちらかといえば「ユルい」ほうにやや傾いていて、見やすいし、感情移入しやすい描き方でしたね。


 現代人をあるていど引き付けるためには、それなりの「ユルさ」も必要で、その意味では「麒麟が来る」の初回を見たファーストインプレッションは、


「ある程度ユルく描くんだな!」


という感触を抱きました。


 もちろん、主演の長谷川さんがマジメなため、 何をやっても笑うような要素はまったくないのですが、その分、周囲が笑わそうとしてくるのが、たいへん楽しい仕上がりになりそうです。


初回については、登場人物が出てくるだけで笑ってしまうネタ(まるでダウンタウンの笑ってはいけない、みたいな)ノリがいくつか。


→ 岡村隆史さん 

→ 谷原章介さん

→ 吉田鋼太郎さん

→ 大塚明夫さん


あたりは、出てくるだけで、ついニヤッとしてしまうような配役、配置でした。






<おっさんずラブで一夜を・・・>



 戦国一のくせもの、松永久秀を吉田鋼太郎さんが演じるわけですが、個人的には、信長協奏曲で古田新太さんがやっていた松永が好きです。


 まあ、誰がやってもうさんくさいおっさんになるのは必然なのですが、まさか初回から明智光秀と松永久秀が一夜をともに・・・なんてのは


 ムチャクチャすぎて笑ろてまうやろ!!!


という感想(^^


 おまけに、松永は、しじゅう十兵衛の懐にある大金を気にしているそぶりをみせながら、そのまま酒で寝込んだ十兵衛からお金を盗むのかと思いきや、



 ちゃんと火縄銃を段取りしてあげる



ところが、まさにおっさんずラブですね。 思わず、十兵衛の貞操が奪われていないか、心配になるほどです。衆道の時代でもあるので(笑)






<明智光秀とは何者であったか>


 今回の大河の歴史監修の方がテレビでお話されていましたが、十兵衛時代の光秀は、前半生がまったくわかっておらず、つまりは



「何をやってもいい」



のだそうです(笑) わからないのだから、どんな描き方をしても、もしかするとそれで合っているかもしれない、というわけ。



 苗字調べをしていると、とかくこの「戦国時代に成り上がった武将たち」というのは、素性がわからないものがやたらいます。


 今回の明智光秀も、明智を名乗っているから、土岐氏分家の明智氏の一族であろう、ということまではなんとなく推測できるとしても、


■ どれくらいの本家筋なのか

■ 氏族の長の家系なのか、めちゃくちゃ末端なのか

■ そもそも、血縁上の土岐氏なのか、それとも苗字をもらった単なる家臣の氏族なのか


などはちーっともわからないわけですね。



 黒田官兵衛ですら、「播磨赤松氏のはじっこのほうの氏族」説もあれば、「近江佐々木氏のはじっこのほうの氏族」説もあり、どちらも全然違う家系なので、つまりは


わからない


のです。


 家康ですら、わからないの代表格ですから、ほんとうに「わからない」ヤツら祭りなのですね。



 天下人となったメンバーでは「織田家」のみがいちばんルーツがしっかりしている氏族で、それ以外は、秀吉は元より、全員が何者かよくわからない連中、ということになるかもしれません(笑)



 さて十兵衛光秀、2014年に見つかった古文書で、「光秀が医学の知識をめっちゃ持っていた」ことがわかることから、光秀は医者としての行動をしていたのではないか?という説があります。


 今回の大河でも、医者っぽい光秀の動きが描かれそうな予感もありますね。





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 というわけで、これから一年間、いろいろ楽しみな大河ドラマ「麒麟がくる」といっしょに盛り上がりたいと思います。




2019年9月26日木曜日

テレビ東京さんの取材に協力しました! ABChanZoo



 おひさしぶりです。


 消費税が上がる、ということもあって、月末に向けて本業のほうがバタバタしておりますが、継続して苗字関係の依頼の調査や、研究も続けております。


 さて、先日テレビ東京さんの取材に協力しまして、


 ABChanZoo

 https://www.tv-tokyo.co.jp/abchanzoo/lineup/index.html

という番組にワタクシ大塚某が関わることになりました!



 たぶんおそらく 9月28日の放映でわたくしの苗字研究についてのあれこれがちょびっと取り上げられる予定です。わからんけど。



 残念ながら関西の某所に住んでいるので、テレビ東京系の電波が入らない地域のため、放映を見ることができないのですが、誰か録画しといて~(笑)



  またまた残念ながら、今回は顔出し出演はナシです。大塚ファンのみなさま、ごめんなさい。



 テレビ関係で放映があると、依頼の数が


爆裂


しますので、みなさまにはお時間を頂きますが、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



2019年7月22日月曜日

江戸時代は「人に身分」があるのではなく、「ハコに身分」があった? いや、今もだけれど。



 もう、随分と苗字調べやルーツ調べを臨床レベルでやっていますが、全体像としての苗字ではなく、個々のおうちの苗字を調べていると、つくづく


「苗字、家、そして人というのはハコなんだなあ」


と感じます。



 分かりやすく言えば、苗字というのはその苗字のラベルがついている「ハコ(箱)」で、そこにメンバーがほうりこまれているというかぶら下がっているものです。


 親子関係すらそうで、現代の私達は実際のDNA上の血縁を重視しますが、昔の人たちはバンバン養子も取るので、


「父という役割をする箱」「子という役割をする箱」


があって、そこに血縁関係のまったくない別々の人間が入っていても「家」は成立するのだ、ということをたくさん目の当たりにしてきました。



 江戸時代に限らず、日本の歴史はこの「箱」を重視してきていて、その中に入る人物は、誰でもよいとは言いませんが、結果的に「誰でもよくなっちゃう」ことは起きていたようです。



 とにかく、この「箱」を重視する!のが日本人の特徴だと思います。



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 歌舞伎役者や落語家もそうだし、「何代目鉄砲鍛冶国友なんちゃら」さんでもそうなのですが、


「つながりのある”人名”というハコに、誰か別々の血の人が入る」


ということもよくあります。



 江戸時代、武士と町人の娘は結婚できませんでしたが、身分が違うので表向きはそうなりました。

 ところが、その百姓の娘を、同僚の侍の養女として籍に入れて、そして武士に嫁がせるなんてことはよくありました。


 ようするに「箱という体裁」が整っていればOKだったのですね。中身はともかく。




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著者は語る 『壱人両名』(尾脇秀和 著)
https://bunshun.jp/articles/-/12680



 いま、江戸時代ネタでけっこう話題になっている書物、「壱人両名」では、同じ人物が武士として振舞ったり、別の場所では百姓になっていて副業のように使い分けていた話が出てきます。


 あるいは侍株を売ったり買ったりする話や、その株のつながりが家の系譜として繋がっている話なども出てきますが、ふだんからそんなことばかり調べている私にとっては



「おお!やっぱりそうか、そうだよね!」



という感じです。


 きっと、一般的に思われているような「武士と百姓」の身分の違い、というのは実態とはずいぶん異なるし、幕末戊辰戦争前後などには


「にわか雇われ武士」


みたいなのもかなり増えました。士分の売り買いなども思っているより多かったのではないでしょうか。



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 実は現代でも似たようなことが起きていて、


「お父さんは正社員というハコに入っているけれど、息子は非正規雇用で社会からしんどい目に合わされている」


なんてことはよくあります。



 江戸時代だけでなく、現代でも「正社員のハコ」「役職のハコ」なんかはやっぱり重要で、「ハコがない」と生きづらいのです。


 おなじ家であっても、お父さんは事務次官で、息子はひきこもりなんてことがあるときに、私達は


「父という個人」「子という個人」


を見ているフリをしながら、実は「役人というハコ」「ひきこもりというハコ」にばかり目が行っているのかもしれません。


2019年6月6日木曜日

苗字とDNA  ~わたしたちの先祖と、血はつながっているか?~



 おかげさまで苗字研究の現場に長く携わることで、「果たして日本人とは何か」とか「家とは何か」とか、あるいは「なぜ自分はここに存在しているのか」といった根源的な謎について、ある程度の理解を深めることができるようになりました。



 そうした苗字調べの中で、


「わたしたちは誰の子孫か」


という本質的な問題について、一定の答えが出たような気がします。この答え、気をつけなくてはいけないのは、次の2つのポイントがあることです。




1) 私達日本人は、ほとんどすべての人間が天皇家などの貴種の子孫であるが、DNAや血でその貴種性を受け継いでいるわけではない


2) 先祖と血と苗字というのは、おおきな「ラベル・枠・分類」のようなもので、一種のファンタジーであるが、そのファンタジーこそが重要な日本の枠組みを支えている



 まずは1つめの解説です。


 私は大塚家の人間ですが、もっとも最初に大塚を名乗った人物がいたとして、その人物の血を受け継いでいるというのは、とてもナンセンスです。


 なぜなら、普通に考えて、両親2人からDNAや血を受け継ぐわけですが、一世代を経るごとに半分になります。大塚の遺伝子は、子供には半分しかいかないわけです。


 そうして考えると、2世代ですでに4分の1の遺伝子や血しか受け継いでいないのに、4分の3は別の家のものなのに「大塚」を名乗っているという変なことになるわけで、つまりは


「大塚さんというものは99.99・・・・%の部分、初代の大塚さんの遺伝子ではないが、大塚という苗字を受け継いでいるのだ」


ということがわかります。


 そうなると、先祖を辿れば源氏や藤原氏の子孫というのはうじゃうじゃいるわけですが、その貴種性はDNAや遺伝子によって担保されているわけではない、ということです。


 これは天皇家ですらそうで、天皇家であっても常に「半分は天皇家でないDNA」によって受け継がれているということです。





 ただし、これらの考え方は別の視点もあります。


 天皇であれ、苗字であれ「次の世代がその名を受け継いだ時点で、その資格が満たされるのだ」


と考えることもできるでしょう。



 となると、視点2ですね。



 受け継がれるのは血やDNAではなく「枠組みやラベル」である、ということです。



 99%以上大塚でなくても、大塚というラベルを受け継ぐその資格やプロセスが重要である


という考え方です。これがあるから、戦国時代などは、養子をとって家を継がせることが多々行われたわけですね。




 そうなると、家を受け継ぐとか、どの家の子孫であるとか、先祖が誰であるというのは、そうした「ラベル」による一種の


ファンタジー


なのですが、(受け継ぐのが三種の神器であっても、あるいはラベルであっても似たようなこと)このファンタジーのようなものを受け継ぐプロセスこそが


「神話的に重要、大事、まげてはならないもの」


なのであって、科学的にどうかというよりは、信念信仰に近いものなのかもしれません。





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 興味深い研究があって、


私たちは先祖のほとんどからDNAを受け継いでいない(現代ビジネス)
 
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64927


によると、先祖からDNAを受け継ぐことができる枠には限界があって、そこからDNAがこぼれ落ちることで、必然的に


「かなり初期の先祖のDNAはこぼれ落ちてしまっていて、受け継がれていないのでは?」


 ということになるそうです。これは実に面白い話です。



 しかし、また同時に、先祖が倍々に増えてゆくことを計算すると、膨大な数の先祖がいたわけではなく、


「同じ先祖が、かぶっている(DNAが混じっている)」


こともわかってきます。



 この2つからいえる事は、


 「数多くの遺伝子や血を、互いにかぶりながら残している優勢な人たち」


ばかりが途中で現れるようになる、ということです。


 つまり、こうしたことができるのは、天皇家の子孫や貴族といった人たち以外にはありません。



 だから、日本人のほとんどすべては「貴種」の子孫であるといえるわけです。




 記事の中では、日本人の先祖は一人に集約できる、と書かれていますが、橘玲さんの「もっと言ってはいけない」では、その人物を天皇に推定してます。




 これが、一種の日本の国体の真実であると言わざるを得ません。私達はおそらく、全員がどこかの時点での天皇家の子孫であるというわけです。







2019年5月15日水曜日

フジテレビ、FNNさんの取材を受けました!



 フジテレビさんのネット版であるFNN PRIME さんから取材を受けました。


 その記事がさっそくアップされておりますのでお知らせします。



【副業、儲かってますか?】

依頼者の名字からルーツを探る!「あなただけの日本史」を作成


https://www.fnn.jp/posts/00044889HDK



 すでに以前テレビをご覧になった方や、雑誌記事をご覧になった方にはおなじ話で恐縮ですが、いちおうご紹介まで(^^;;



 取材や記事アップがあると、どうしても「あなただけの日本史」の依頼ばかりが増えてしまい、現在順番待ちが多数発生しており、申し訳ありません。


 ご先祖さまは逃げませんので、ぜひ気長にお待ちいただくか、まずは他のサービスから苗字とルーツの確定作業をはじめていただければ嬉しいです。


 だいたい月平均10~15件、苗字数にしてその3倍・50氏程度をコンスタントに調べており、時間がかかる場合が多いです。


 よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます!

2019年3月1日金曜日

電子書籍 「ネットでできるご先祖さまの探し方・ルーツ調べ」の本が、noteから直接買えるようになりました。



 これまで、直接購入ができなかった電子書籍


「ネットでできるご先祖さまの探し方・ルーツ調べ」


 が、noteを経由すれば簡単にダウンロード購入できるようになりました!




 「ご先祖さま・名字・ルーツ調べ」を自分でやってみたい方のために、”ご先祖様調べの方法”をすべてまとめた電子書籍です。


 わたくし「名字・苗字研究」がいったいどのように名字やルーツを調べてゆくのかを、余すところなく収録した完全「ご先祖さま探しマニュアル」です。


人気の「苗字・ルーツ調べ」が一人でできる!自分で先祖を調べたい人や、歴史好きな方は必見です。


PDFファイルA4サイズ50Pの電子資料をお届けします。






↓こちらがnoteです。


「ネットでできるご先祖さまの探し方・ルーツ調べ」




 価格はこれまでとおなじ 1000円お願いしております!


どうぞご活用ください。