本日はBS版午後6時からの官兵衛ちゃんを見ていた大塚某です。
いやはや、本能寺が落ちました。
私は大学時代は京都にいたので、本能寺(ただし、新)の前をよくうろちょろしながら買い物をしてましたね。そう、あの辺は京都でも一番の繁華街です。
信リンが亡くなった頃の本能寺は、ちょっとだけ位置がずれていたようですが。そういえば、今日の官兵衛ちゃんでは、二条城に逃げた織田信忠がらみの話は大幅カットだったのはご愛嬌。
さて、本日の名場面は、やはりこれまでホワイトなイメージが強かった官兵衛ちゃんが、ニタニタと悪い顔をしながら、竹中秀吉にささやくところ
「これで、殿のご運が開けましたな」
というシーンです。
秀吉が、あまりに顔を近づけて官兵衛の顔をこれまた撫で回していたので、思わず
「チュッ」
とでもやりかねない緊迫感でしたが、果てさて、この元ネタはといえば
「老人雑話」という江村専斎なるおっさんの昔話
だそうです。
ウィキペディアより 江村専斎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%9D%91%E5%B0%82%E6%96%8E
彼は加藤清正や森忠政に仕え、人脈も広かったようですので、言ってることはなかなかポイントポイントが面白いのですが、しかしまあ、おっさんの戯言でもありますので、どこかのTV局がやっている
ほんまでっか?!
的な感じで受け止めるのがよろしいかと。
まあ、大河ドラマ版官兵衛ちゃんは、これからどんどん悪い顔が増えることと思います。そもそも伊丹有岡城から出てきたあたりから、「ちょっと、グレてる」ので、 今後の彼の活躍が楽しみですね。
福岡県の大塚氏の関係で、「福岡藩に関わる資料」もざっくりと見ているのですが、基本的に私の印象だと
貝原益軒
は嫌い!です。福岡藩正史「黒田家譜」をはじめ、貝原益軒の息のかかった資料は、全体的に恣意的に改ざんされていることが多いので信用ならんのです。
そりゃまあ、なんといっても藩のため、黒田家のために良かれと思ってやっているらしいのですが、
①黒田ヨイショが強すぎて、けっこうやっちまってる感が。
②黒田長政寄りで、時としておとうちゃん官兵衛より長政を立てる。
みたいなところが、気になります。
もちろん、黒田家を離れた部分で言えば「養生訓」「和俗童子訓」などの教育書、「大和本草」などの本草書をまとめた学者としてのすばらしさを大々的に評価したいのですが、それは益軒の年をとってからの成果であるとか。
やはり、黒田家譜をまとめていたころの「リーマン社畜」だった若き時代の益軒に黒田家へのヨイショをやめろ、というのは酷な話ですね。
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さて、歴史にもしはないのですが、うちの奥さんに
「そういえば、もし信長が死んでなかったら、今頃日本はどうなってたの?」
と聞かれました。
うーん。豊臣家も徳川家も、今の歴史とは違う形で進行したであろうし、もっとも大きな違いというのは
「江戸時代が存在しなかった」
「鎖国はたぶんしてなかった」
「朝鮮出兵どころか、明へ侵攻していた」
だろうあたりは想像がつきますね。結果を問うことこそ「もし」が尽きませんが、上の3点だけで
「全然違う世界の歴史」
が生まれていただろうことは容易に想像できそうです。
ましてや天皇の権威まで否定して絶対君主を目指していた信長さまでしたので、今頃
「あのフィギュアスケートの人の肖像」
が国内いたるところに張り巡らされているかもしれません(苦笑)
結論、秀吉殿のご運が開けたのも、まあ、なんだ。良かったじゃん(^^;
筑前国続風土記もですね^^
返信削除北海道じゃ九州関連の書物が図書館で入手できない(相互貸与提携なし)から、基本買うことになるので、今は見合わせてます。
先に歴代鎮西誌を購入しないと (-ω-;)ウーン
自分はパパ官兵衛より先陣大好きっ子・長政が好きなんです^^
ネタバレを見たけど、九州戦国史に関しては改変と端折りでマニアは涙目になりそうです。
まぁ郷土史オタの自分としては「石垣原の戦い」と秋月種実(名前だけでも)出てくれたら満足です。
長政といえば、出典は失念しましたが「長政を殺そうと思うのなら、真っ先に切り込んでくるやつ等の2人目か3人目くらいを撃てば、たいていそこらへんをうろちょろしてるから確実に殺せますよ。わっはっは」の話を思い出します。
削除大河ドラマ版も、ちゃんと「後先考えない無鉄砲野郎」として描かれていますね。
ご存知かもしれませんが、佐賀県立図書館の「人名検索」は最強です。
http://www.sagakentosyo.jp/jinmeiseek/php/index.php
横断検索には異常な力を発揮します。(ちょっとDBへの入力に何箇所かミスがあるようですが)
近代デジタルライブラリーとグーグルブックスあたりを活用すると、遠方でもかなり多くの資料が見れるようになりました。すばらしいことです。
私が大学生の頃は、図書館の入り口で「蔵書カード」めくってましたもの(苦笑)