大河ドラマ「軍師官兵衛」では、ようやく官兵衛ちゃんが有岡城から助け出されましたね。一年ものあいだ、とっ捕まっていた岡田君もボロボロになっておられましたが、暗い牢の中お疲れ様でございましたm(_ _)m
さて、荒木村重が勝手に脱出した有岡城ですが、実は私もちょびっとだけ有岡城とご縁があります。
昨年でしたか、(昔の名前で言えば)有岡城 岸の砦にて開催されたとある展覧会に、不肖大塚某の執筆した文書を展示していただいたことがあるのです。
うーん、戦国時代の位置で話をするとなんのこっちゃさっぱりわかりませんね(笑)
タイプスクープハンター(byNHK)バリに翻訳すると、現在「岸の砦」(有岡城の一番北の砦)の周辺は「伊丹市立図書館」になっており、この図書館で行われた「ちょっとした展示」物に大塚某の本が並んでいた、という意味です。
ちなみに、官兵衛ちゃんが捕まっていた牢の位置は、推定するに「阪神免許センター」や「イオンモール伊丹」のあたりではないかと言われているようです。
なんでか?!
官兵衛が閉じ込められていた牢獄からは藤の木が見え、藤が花をつけようとするのを心の励ましにして耐えた、という伝説がありますが、なんと免許センター近辺は「藤の木」という地名なんだそうです。
以降、官兵衛の黒田家は「藤紋」に家紋を変え、「藤巴」が黒田家家紋となっています。
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さて、伊丹といえば「大塚氏」です。
伊丹市サイトより 「頼山陽の書いた墓碑」
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/EDSHOGAI/EDSYAKAI/SINAI_BUNKAZAI/SI_SITEI/1386907275406.html
実は伊丹周辺は「酒どころ」として有名なのですが、この地で酒造をしていた「大塚鳩斎」という人の墓碑(文政12年没)をあの頼山陽が書いており、それが今でもあるのです。
大塚鳩斎は、本姓は富田、摂津上野出身で、伊丹で「泉川」というお酒を作って売り出し、大評判となったそうです。
残念ながら、この「泉川」の大塚氏のルーツはわかりません。
ちなみに、頼山陽(らいさんよう)は、幕末の尊皇攘夷運動に影響を与えた、すごいおっさんです。
ベストセラー作家で、かつ大酒飲みであったそうで、酒飲みの作家といえば
中島らも
さん、けっこう好きでした。ご冥福をお祈りいたしております。
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