少し頼まれて「ある苗字の方の本拠地・本貫地」を推定する、という作業をやっていたのですが、これがなんと、またまたピタリと的中!
我らが「地縁血縁解析法」こと「先祖家系本貫地解析法」の分析力の高いこと!判明率は現在まだ100%を維持しております(^^
なんで名前変えたのか、って?”地縁血縁”ではご先祖さま探しとの関係性が伝わりにくいからです。SEO対策だってば(笑)
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さて、具体的にはこんな感じで分析しました。
<プロセス1>
その「ある苗字」の方が、その市町村にどれくらい存在しているか判然としなかったので、「地縁血縁解析法」(先祖家系本貫地解析法)にかけると、なんと、その方の生まれ育ちの地域(ムラ)とその隣の村にしかその苗字が存在しないことがわかりました。
<プロセス2>
少なくとも、その市町村には、合計数軒しかその苗字の方がおらず、それもA村に多数のその苗字があったので、
A村を「ある苗字」の氏族の本拠地
と推定しました。
<プロセス3>
現在の市町村誌ではなく、旧郡誌を探し出して記述を調べると面白い記事が!
江戸時代に書かれた書物の該当A村の箇所に、苗字についての記載があるとのこと。
キタキタキターっ!
<プロセス4>
その江戸時代の書物は「寛政年間に某藩の藩士によって書かれたもの」なのですが、その書物を探し出して読んだところ、
「その村には○○、△△、□□、☆☆という苗字があって、それらは古家である」
とちゃーんと載ってました。
寛政期に、農民しか住んでいないムラに対して四家の苗字についての言及があり、それらが「古い家柄だ」とわざわざ書いてあるということは、何らかの由緒がある家だということになります。
まあ、とにかく「地縁血縁解析」「先祖家系本貫地解析」がズバッとまるっとバッチりハマリましたので、個人的には満足です。
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残念ながら、じゃあ、その四家がどこから来たのかとか、もう一歩踏み込んだことについては、まだ調査中です。
今のところ可能性は2つくらいありそうですが、どちらにしても「藩政期」以前にご先祖様がそちらへやってきたような気がします。
とはいえ、私はご先祖さま探しを仕事としてやっている「業者」さんではありませんので、主にネットや資料だけでできる範囲の「アドバイス」程度しかやっておりませんが、いいヒントが見つかってよかったと思います。
もし、ご自身でこの魔法の技術「地縁血縁解析法」「先祖家系本貫地解析法」をやってみたい、とお思いの方がおられましたら、メールいただければ資料についてご説明します~。
☆ 本拠地・本貫地解析に必要なのは、「苗字」と「住所(旧ムラ名・現在の字)」です。住所に番地はいりません。字(あざ)名までわかれば十分です。
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