2014年8月6日水曜日

<89>少弐系「古賀」氏を示す一大資料! 九州の「古賀」さんのルーツ 「考証古賀家譜」

 ちょっとここのところ更新が滞っているが


「著者取材のため休載」


なーんてかっこいいことを書いてみたいが、そうではない。

(書いとるやんけ)


 実は、いろんな情報が「ワーッ」と集まってきたりしているので、全然整理が追いつかないのである。


 とある大塚さんから、佐賀藩に伝わる「大塚氏」の一系統について情報を寄せていただいたり、先日来追いかけている「豊前大塚氏」について、新しい情報が入ったり、三潴は三潴で、ちょっと違う角度から調査をやり直したりしている。


 というわけで、今回はメモ代わりの記事。


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 九州地方の「古賀」さん、といえば、有名中の有名な苗字である。


 古くは、


 古賀政男 さん

 ウィキペディアより
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E8%B3%80%E6%94%BF%E7%94%B7


 いわずとしれた大作曲家である。この方、現在は大川市という名前になっているが、れっきとした旧三潴郡の出であり、あるいは、当ブログでは有名な

「古賀伊豆」

に関わりがあるかもしれないかも。なんてね!



 近年では、柔道の


 古賀 稔彦 さん

 ウィキペディアより
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E8%B3%80%E7%A8%94%E5%BD%A6


 平成の三四郎と呼ばれた男、これまた言わずとしれた金メダリストである。

 ん?んん?

 出身が、”佐賀県三養基郡北茂安町(現・みやき町)”?!


 バ、バリバリの少弐・龍造寺・鍋島エリアではないか!


 

などの有名人を多数輩出している古賀氏であるが、一般的には、


「劉姓渡来人末裔の古賀氏(三潴郡古賀村本拠)」


が幕臣として伝承を遺しているので、姓氏辞典などではこちらの系統を伝えているものが多い。


 もちろん、私も、当初はそれを信じた。


 しかーし!である。


 上記古賀氏が、ゆえあって「龍造寺、鍋島に仕えて、現在に至る」というお話。そういう系統もあるかもしれないが、私はけっこう半信半疑になってきた。


 

 ここで、あえて言おう!




 まだ、ちょっと自分でも未整理なので、これを口にするのは時期尚早なのだが、


 そもそも赤松氏流大塚氏なんて、いたのか?


とも思う今日この頃。あーあ、言っちゃった。


 当ブログの初期からのファンの方は今頃「ちゅどーん!!!」とぶっ飛ばされている気がするが、平に、ひらにお許しいただきたい。


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 どういうことか。


 「寛政重修緒家譜」に記載のある各家の系図であるが、どうも現地から遠く離れた「江戸中心」に書かれている点や、「とりあえずお前の家の由緒をもってこい」と集めさせた点から見て、

 
 あ・や・し・い


系譜が紛れ込んでいるように思うのだ。


 鍋島氏ですらそうだ。同僚の幕臣から「今度、系譜調査があるらしいよ。ちなみにあんたの家の由来は?」みたいなことを聞かれて、

「え?あ、少弐!しょうにだよ(たぶん)。佐賀では一番の名家だし、そうそう、少弐しょうに!」

とその場しのぎで答えた、と記録にあるくらい怪しいのだ。


 悪いが、当ブログにおいて綿密な調査をすればするほど「赤松系大塚氏」なんて出てこないのである。

(もちろん、赤松”家臣”の大塚氏は存在する)


 幕臣古賀氏の系譜もそうだ。漢の高祖の末裔とか、ほんまか?と疑いたくなる。



 つまり、こういうことである。現地サイドに立つと、姫路には赤松系大塚氏なんていないし、筑後には劉姓古賀氏なんてよくわからんのである。


 だから、「寛政重修諸家譜」の記載は、あてにならん記述が含まれているということだ。



 しかし、姓氏家系研究を全国規模でやろうとすると、とりあえずビールのように「寛政譜」はおさえとかないとダメなので、そのせいで


 実はあやしい記載でも、それなりのポジション(信頼性があるような位置)におかれている


ことがあるような気がするのである。



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 そこで、佐賀と福岡の地元民が、何を探してきたか、ということで、私がやってるのと同じようなことをしていた


古賀益城さん


という偉大な先輩が書いた資料を公開しよう。



 近代デジタルライブラリより 「考証古賀家譜」
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1096892?tocOpened=1



 この資料は、簡単に言えば


「う、うちらの『古賀』は、どう考えても少弐末裔じゃい!」


(少弐末裔の古賀がいるんだもん)


ということを調べまくった資料である。


 私も、とりあえず上記「考証古賀家譜」を一定度合い支持したい。


(すべての古賀さんじゃないかもだけど、少弐系古賀さんは、確かにいるんだもん、ということ)



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 ちなみに、われらが黒田官兵衛は、貝原益軒が勝手に系譜を捏造したので、近江だとかわけわからんとこの出身にされているが、


ガッツだぜ!の播磨黒田庄 (トータス松本氏の出身地)



こそが、真の黒田ルーツだと、私も思っている。それが地元調査の重みである。





 


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