戦国好きにとっては面白いニュースが入ってきましたね!
幻の伏見城(指月城)発見?!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00000574-san-soci
京都の伏見で、なんと秀吉が最初に建てた伏見城の跡のようなものが出てきたそうです。
これまでも瓦などは出土していましたが、遺構がはっきり出たのははじめてなんだとか。
マンション建設現場から出てきたそうですが、さすがは伏見の地だけあります。
信長・秀吉関係でやっぱり特別な感じがするのは、城の瓦に金箔が貼られているという成金仕様!!
出土した金箔瓦はこんな感じ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00000065-jijp-soci.view-000
だそうです。
攻撃対象、つまりはぶっ壊される可能性がある城に「金箔」を貼るというのは、合理的には完全に無駄遣いなのですが、そこはさすが
信長は考えることが180度違う!
ところです。壊されるかもしれない城に金を貼りまくることで、逆に「なめんなよワレ!」と威光を見せ付けることができるという
只者ではない感じ
が、さすが天下人の器だったのかもしれません。
私の知り合いにも、ベンツのディーラーに田んぼから長靴・作業着で直行するおっさんがいます。
「なんやこのおっさん」
と思わせておいて、新車のベンツを現金で買うという小金持ちのおっさんですが、彼はそのまま泥のついた長靴でベンツを運転して帰りますから、
ある意味、そこまでやれば許せる
というかなんというか。 彼は本気で、「もったいない」とかそういうチンケなことは思ってないようです。
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さて、伏見城。あまり幸運に恵まれていなかったらしく、何度も近辺で建てかえられており、今回見つかった指月城バージョンも慶長地震で倒壊したようです。
この慶長地震は、1596年版の「阪神淡路大震災」で、
ウィキペディアより 慶長伏見地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E9%95%B7%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87
京阪神の断層がずれた直下型地震だと考えられています。
こういう古い記録をないがしろにしなければ、現代の地震被害も多少は少なくなろうと思うのですが、人間というのはすぐに忘れてしまうものなのですね。
ウィキにもありますが、1995年の阪神淡路大震災は、慶長地震のすべり残しが動いたものという説があるそうで、戦国時代と現代が、ぴったり直に繋がっているということでもあります。
歴史って、本当にすごいですね。
話は戻って直近の伏見城は「伏見桃山城キャッスルランド跡地」として公園になっているようですが、 そこにでかでかと作られている模擬天守(要するに、にせもの)は
耐震構造になっていないので、中に入れず放置
されているそうで。なんだかな~。また地震で倒壊するとすれば、因縁以外の何者でもありませんな(苦笑)
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さて、そんな伏見城や安土城で使われた金箔瓦ですが、現在とある瓦メーカーが再現品を作っておられます。
もし、あなたのおうちの屋根を金箔瓦に変えたい!ということでしたら、遠慮なく大塚某までお知らせください。大塚某は、建築資材を取り扱う会社におります(^^
(当社にて取り扱い中。ただし受注生産)
ちなみに、何処の誰が金箔瓦を買うのかって?
そりゃ、アレですよ。 中国の富裕層が、絶賛発注中らしいですよ。ここだけの話。
さすがは世界の富が集まる中国ですね1
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