さあ、今日の軍師官兵衛ちゃんの時間がやってきました。
今日のテーマは、「小田原攻め」だったのですが、「のぼうの城」の忍城(おしじょう)については、ひとこと触れただけ、石垣山一夜城については一瞬映っただけ、という
超すっとばし脚本
ではありましたが、まあ、尺も残ってないので(笑)それはOKとしましょう。
今日のみどころは、小田原城へたった一人で乗り込んでゆく官兵衛ちゃんの西部劇まがいのシーンです。
かっこいい!!!
絵がカッコイイ!まずはそこ。
史実としては、官兵衛ひとりが全権を持って交渉に当たったわけではなく、窓口としては「家康」「織田信雄」「羽柴雄利」なども担当役だったようです。
今回も秀吉を悪者にして「所領安堵を約束していたのに、やっぱりやめて切腹じゃ!」パターンが描かれましたが、このへんもちょっと無理がありそうです。
またか!
と視聴者もそろそろ飽きてくるころでしょうね。
実際としては、以下のような感じ。ドラマではしょられた「大事なところ」がいくつかあるので、気をつけて!テストに出るよ~!!
北条氏は小田原城にこもっていますが、おなじく仲間の関東武士たちは支城に分散して戦っています。
そうした支城は次々に落ちてゆくのですが、「のぼうの城」で予習したとおり忍城だけは持ちこたえます。(小田原城本体が先に負けます)
その忍城攻略の責任者が石田光成その人!!!
だからドラマのなかで秀吉に「光成は戦が下手なんじゃ」と怒られるわけですね。ここはドラマで解説なしですっとばしていますので、覚えておきましょう。
一夜城については面白いエピソードなのに、早送り4倍速ぐらいで描かれていました。
ウィキペディアより一夜城
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%A4%9C%E5%9F%8E
秀吉については「一夜で城を築いた」伝説がけっこう有名なのですが、「墨俣城」については創作だろうと言われ、「益富城」については、見せ掛けだけ、今回の石垣山城が唯一まともそうな
秒速で城を作る男
伝説にふさわしいエピソードなのですが、 もうちょっと描きこんでほしかったかも(^^
テストに出るシリーズ最後は
Q「小田原評定」とは、ある状態を表すときのたとえとして使われます。その意味を答えなさい。
という問題です。実はドラマで「解答」がきちんと述べられていますが気づきましたか?!
答えは「出撃か篭城か」「降伏かまだ戦うか」の議論をいくらしても結論が出なかったことから
A「いつになっても結論が出ない会議・状況」
ということになります。
まあ、こんな感じで北条方が内部統制がとれなくなってきて、降伏につながったのでしょう。
これで代ゼミがなくなっても、日本史の入試は大丈夫だね!!!
また来週~。
展開が早すぎて感想が浮かばなかった,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!
返信削除ドラマとして普通に面白かったです^^
毎回、なんだかんだいって目が離せず、かつ、面白いからハマってしまいます。
返信削除最近、官兵衛ちゃんがずっと笑ってくれないから、ちょっと寂しいけれど(^^;