2016年6月25日土曜日

<調査中> 秋田県、山形県、そして宮城県と栃木県?の大塚さん 〜出羽国と大塚氏〜

 久しぶりの全国大塚研究の記事であるが、ふと面白い記述を目にしたので、ご紹介しておきたい。


 北海道の岸本さんという方は、苗字研究の大家で有名なのだが、「税のしるべ」という大蔵財務協会という仰々しいところから出ている雑誌にこんな記事を書かれたことがあったらしい。


” 大塚さんは全国にいるが、一番多く住んでいるのは栃木県である。”


 税のしるべ電子版
 http://shirube.zaikyo.or.jp/article/2014/07/28/19648.html



 というわけで、この系統の大塚さんについて調べたいわけだが、以前にもどこかで書いたけれどこの系統は、近世には「伊達家」の家臣やそのグループに属していることが多い。


 その理由は以下のようなことらしい。



 秋田の中世を歩く さんのサイト
 http://zyousai.sakura.ne.jp/mysite1/kawanisi/ootuka.html


によると、


旧出羽国 山形県東置賜郡川西町中大塚

というところに「大塚城」なる城があり、


藤原道隆の九世の子孫大塚因幡守親行が、「置玉郡長井荘大塚城」に居住した


と「伊達世臣家譜」に書かれているという。



 その後、南北朝時代には伊達氏が一帯を制圧するため、その後は大塚氏は伊達家臣として生きていったと考えられるのだが、このことについては、他でも伊達の資料に大塚の名が散見されることから、一定の信憑性があるように感じられる。


 
 出羽大塚城については、


城郭放浪記 さんのサイト
http://www.hb.pei.jp/shiro/dewa/ohtsuka-jyo/


にも書かれている。



 実は、この系統は


<調査中><59> もう一人の”大塚将監”は何者なのか?! 山形県の大塚さん
http://samurai-otsuka.blogspot.jp/2014/05/blog-post_2.html


で一度取り上げているが、その時は、「藤原道隆」の系統であることがわからず、地元の氏族だと考えていた。



 なので、今回ちょっと進歩(笑)



 ちなみにこの系統、  


『宮城県姓氏家系大辞典』(角川)では


◇仙台藩家臣、藤原姓、大塚因幡守親行の十四代左衛門佐宗頼が祖。一族に列す。磐井郡(岩手県)西永井村に田宅を置く。
 

◇仙台藩家臣、(1)の宗頼の次男和泉頼賢に始まる。平士。宮城郡七北田村大沢(仙台市)に田宅を置く。
 

◇白石片倉家の家臣、一番座、一貫文。三吉が初代。
 

◇白石片倉家の家臣、士格の一。五〇〇文。清助が初代。


とあるうちの最初のものだと思われる。





 秋田県の大塚氏については、「秋田県史」344Pには



”山本郡河戸村肝煎”


として大塚氏の名前が出てくるので、出羽一帯の大塚姓の分布も要調査であろう。






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