ある意味、歴史マニアがドキドキする面白い話題が入ってきました。
兵庫県の北部但馬地方、養父市でなんと!山田風太郎にゆかりのある戦前のダットサンが発見されたというのです!
元ネタは産経新聞さん
小説家、山田風太郎のダットサン発見 兵庫
yahoo!の記事では写真も見られますが、ここで
「おお!戦前のダットサンだなんてすげえ」と言うのは、車マニア。
「おお!山田風太郎といえば、甲賀忍法帳!」というのは歴史マニア。
「おお!山田風太郎と聞くだけで鼻血が・・・・」というのはエッチなおとうさん。
です(笑)
かくいう私も、もちろん多少たしなんでおりますが、娯楽時代小説を書かせたら「山田風太郎」の右に出るものはいないと思っています。
あるいは、”くの一忍法帳”の原作者といえば、お父さんたちにはピン!と来るでしょう。特に下半身が。
はたまた、ちょっと中二病をこじらせ気味のオタクなあなたにとっては
「魔界転生」
の作者、山田風太郎はすでに神の領域のはず!
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というわけで、池上さんみたいにわかりやすく「山田風太郎ワールド」をご説明しましょう!
ウィキペディアより 山田風太郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%A2%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E
予習は上のリンクでして頂くとして、大塚某お勧めの山田風太郎ワールドといえば、まずは
「魔界転生」あたりから。
物語は原作では謎の老人が由比正雪と手を組み、天草四郎をはじめ宮本武蔵やら柳生十兵衛を復活(転生)させて徳川幕府を滅ぼそうとする、というもの。
歴史小説のふりをしながら、完全にやっていることは聖飢魔Ⅱもびっくりの悪魔的SFであり、ついでに転生の仕方が、
女性と○×△したら生まれ変わる
というエロスな方法なので、現代のエロゲーもびっくりな破廉恥ぶりなのであります。
そう、山田作品を知るには、エロスを避けては通れないので、そこ、よろしくね!
そして、「忍法帳」シリーズ。甲賀忍法帳がスタートなんだけど、実際私たちが目にしやすいのは、Vシネマ化された「くの一忍法帳」シリーズでしょうか。
いったい、忍法帳シリーズで山田大先生が何をやらかしているのかは、
「真面目をモットーとしている当ブログでは、R指定にひっかかる」
ため、いろんな人のブログのお力を拝借しておきます。
(以下、書評・感想等リンクしております。あしからず)
http://hayamonogurai.net/archives/353
http://blog.livedoor.jp/sheep_tmc/archives/51576148.html
http://x001it.xxxxxxxx.jp/book-060.html
http://bookmeter.com/b/4062645599
まだまだあるけど、むったりしてくるからこのへんで。
さて、こんな元祖・SFラノベ作家ともいえる山田大先生、大正11年生まれです。亡くなられたのは2001だそうですから、最近までご存命だったんですね。
私の場合は、先祖調べをするまでは、いわゆる「歴史マニア」というほどではなかったのですが、亡き父上、大塚某父 がかなりの時代小説好きでございまして、幼少の頃より山手樹一郎の文庫本とかが転がっていました。さすがに山田風太郎は転がっておらず、どこかに隠してありましたが(笑)
しかし、山手樹一郎と山田風太郎は、ある意味真逆の路線ですね。(桃太郎侍の作者さんです。超さわやか路線)
ああ、時代小説(娯楽)が書きたくなってきた~!
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