ラベル 官兵衛 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 官兵衛 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年2月21日日曜日

黒田官兵衛のルーツを探しております。 ~黒田孝高のルーツの謎に挑む~

 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」はすでに終わって久しく、今年の「真田丸」が盛り上がっている最中ですがいかがお過ごしでしょうか?


 真田丸のほうは歴史マニアからみれば突っ込みどころ満載なのですが、エンターテイメントとしては


超一級の出来


であることは間違いなく、 間違いなくおすすめの大河ドラマのひとつとなるでしょう。


 詳しいことは、長野において真田氏に中世城郭を追い出されたほうの「横尾氏」などをリサーチしているブログのほうでレポしているので、そちらをどうぞ。



 ちなみに、今年の大河の見所は



「現代語で喋る長澤まさみ」のラブコメ


です。 可愛いよね。まさみちゃん(^^


==========

 さて、官兵衛ちゃんは終わってしまったのに、故あって「官兵衛黒田氏のルーツ」をまだ追いかけています。専門家ですら太刀打ちできない黒田氏の謎について、果敢に挑んでいる大塚某ですが、この



大冒険



がのちにえらいことになるので、それはまた別のお話ということで。



 あ、ちなみに前回のブログでおしらせしました「ウンベルト・エーコ」に捧げる物語、はいよいよ執筆を開始しました。


こちら千本通文学研究室 ~シメオンの偽計~
http://senbon-bungaku.blogspot.jp/


不定期連載ですが、じわじわ面白くなります。たぶん(笑)






2015年7月22日水曜日

<113>福岡藩大塚氏 続報 ~官兵衛ちゃんの家臣はやっぱり播磨から来たのだ~

 いつも、福岡藩の大塚氏について色々な情報をお寄せくださっている方から、新しいデータが届いたので紹介しておきたい。


 いやあ、それにして九州の大塚姓は、一筋縄ではいかない!それぞれ様々な由緒を持っている別個の氏族が入り混じっているので、ロマンティックが止まらないのである。


 だ・れ・か、ロマンティックと・め・て♪


 CCBはココナッツボーイズの略だって知ってた?それから眼鏡の笠さんは福岡出身だってことも!


=======

 だからなんなんだ、という余興は置いといて、本題へ。



<1>大塚権兵衛 情報続編


 以前、何度かシリーズで取り上げた福岡藩の「大塚権兵衛」、彼は森鴎外の名作「栗山大膳」にも登場する。

 
 <特別編>文豪森鴎外の描く大塚氏 ~「栗山大膳」を読む~
 http://samurai-otsuka.blogspot.jp/2014/01/blog-post_22.html


 <特別編つづき>「栗山大膳」登場の「大塚権兵衛」の正体
 http://samurai-otsuka.blogspot.jp/2014/01/blog-post_28.html


 <特別編・補足> 森鴎外「栗山大膳」に登場する大塚権兵衛について
 http://samurai-otsuka.blogspot.jp/2014/09/blog-post_12.html


 
 とまあ、3回も記事になっているので当ブログでは有名人の大塚権兵衛であるが、以前に考察したとおり、吉田家と養子のやり取りをしている関係上、吉田氏とともにチェックすべしである。

 今回寄せてくださった情報では、


「吉田家伝録」



「大塚権兵衛直重ハ播州ノ人ナリ。始祖ノ系伝未ダ知ラズ。権兵衛直重若年ノ比ロ、前田加賀ノ守利家ニ仕エシトカヤ」


という記述があった、という。


 吉田家も播磨から官兵衛ちゃんに付き従っているので、大塚氏も播磨系であってもいっこうにおかしくなかったのだが、ここにきちんと「播磨大塚氏」という存在が出てきたわけである。


 推定としては、「後藤又兵衛兄の大塚将監の系」「白鳥にいる島根から来た大塚氏」「寛政譜の赤松支流大塚氏」が真っ先に考えられるのだが、前田利家との絡みでいえば、


 <調査中>石川県周辺の大塚さん
 http://samurai-otsuka.blogspot.jp/2014/03/blog-post_29.html


で考察したとおり、加賀前田家臣にはやたらと大塚氏がいるので、関係があるのかもしれない。


 余談だが、三木攻めの時に、播磨に小さい砦がたくさん築かれるのだが、その中で


「高木大塚城」

お城の旅日記さんのサイトより
http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/takagiootuka.htm



は前田利家が築城担当であった。これは関係ないかな?




<2>福岡藩船方の大塚氏


 これも、同じ方からの情報。福岡藩で船方を担当していた大塚氏は、福岡市博物館の資料によれば、


「大塚右京之進宗種」が大友義統の家臣であり、大友氏衰退ののち「大塚宗久(惣太夫)」が長政に召抱えられ、「大塚喜太夫」に至る


とのこと。


 大塚右京と言えば、佐賀勢では小城に「大塚右京」がいたことが知られているが、


(「小城桜岡、其昔鯖岡と申候由、天正之頃大塚右京宅地のよし、日峰様御隠居あそばれ候には、鯖の字を桜の字にあそばれ候よし」 小城町史「「千枝の落ち葉」より)

 
 これはおそらく別人。それよりも、以前に考察した大友配下の大塚氏との関連性を調べたいところである。



<86>豊前大塚氏の痕跡を追え! 大友家臣の大塚氏はいたのか?!
http://samurai-otsuka.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html



 いやあ、それにしても尽きませんねえ。北部九州の大塚氏の系統を読むだけで、論文が書けそうなくらい!




2014年10月26日日曜日

<話題>今日の軍師官兵衛ちゃん ”『如水』の暗号を解け!” 官兵衛コード!

 毎度おなじみNHK大河ドラマ「今日の軍師官兵衛ちゃん」のお時間がやって参りました。


 今日のあらすじは、三成の陰謀によって「蟄居謹慎」を命じられた官兵衛ちゃんが、


 完全剃髪&出家


によって、かろうじて秀吉に許される、というお話。


 みどころは、つるつるに剃りあげられた岡田くんの後頭部です(^^;;ああ、なでなでしたい。


 なんと、今回ヅラではなく、完全ツルツルで臨んだ撮影だそうですので、お宝映像でございます。


 じっくりと堪能なさいませ!!(笑)



 さて、物語は、長政ちゃんが家康に取り込まれていったり、関白秀次がちょっとずつ追い込まれていったり、と展開が続くのですが、当ブログでは今日はそこらへんは脇へ置いておいて、


 ダヴィンチ・コード


ばりのミステリーを追求してみたいと思います!


 題して如水の暗号を解け!」の巻、はじまりはじまり!


==========

 黒田官兵衛が「如水」と号したその名前の意味・由来としては、いろいろな説があるので、まずはおさらいしておきましょう!
 

①NHK大河式公式見解 司馬遼太郎「播磨灘物語」より

  最初に断っておきますが、司馬本なので「創作」です。ドラマの中で説明されていた漢文は、この話に拠ります。

 「身ハ褒貶毀誉ノ間ニ在リト雖モ心ハ水ノ如ク清シ」「水ハ方円ノ器ニ随フ」

 世間の評価や悪口にあっても、心は水のように清い。水はどのような形の器にも従う。

 ・・・ドラマ的には、三成にいじわるされての申し開きなので、ピッタリ合いますな。




②中国古典 「老子」説

  古代中国の兵法に通じていた官兵衛ちゃんですから、「老子」のことも知っていたかも。

  「上善如水」(じょうぜんみずのごとし)

  最高の”善”というものは水のようでなくてはならない。水は万物のためになりながら、争わず、他人の嫌う低い位置へと流れるからだ。

 ・・・たしかに、官兵衛っぽいといえば官兵衛らしい生き方ですが、果てさてこれが正解かどうか、全く証拠が無いのが問題点。




③功績はすべて水のように消えた、説。 ルイス・フロイスさんの証言。
 
 ウィキペディア参照。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E5%AD%9D%E9%AB%98


 完訳フロイス日本史によると、「手に入れた領地や・権力や武功も全て水のように流れ去った」という意味で、如水と号したらしいよ、という説。





④ジョスイとはすなわち、ヘブライ語の「ヨシュア」説

 そして、俺ん家コード的にイチオシなのが、これ!ウィキペディアにもちょっと書いてありますが、官兵衛ちゃんは「シメオン・ジョスイ」という印鑑を用いていたらしく、「SIMEON IOSUI/IOSUI SIMEON」のスペルでIはJの代替だとか。

 官兵衛ちゃんが使っていた印章は、現代でもお菓子のパッケージになっているので、すぐ見られます。


 如水庵さんのサイトより
 http://www.josuian.jp/item/clist/pt/teiban/st/simonjosui


 さて、官兵衛ちゃんが用いた語は上記からも「IOSUI(つまりJOSUI)」であることはすぐわかるのですが、この説では、この言葉はすなわち


 ヨシュアのポルトガル語読みであるJOSUEではないか、と考えます。ヨシュアというのは、聖書に出てくるモーセの後継者のことだとされるのが一般的ですが、


甘い!!!甘すぎる!!


 なんで、あの官兵衛ちゃんが、聖書の登場人物とはいえ、マイナーな「ヨシュア」の名前をつけるものか、と大塚某は真っ向否定します。


 まっとうなクリスチャンであれば、すぐに気づくのは「ヨシュア」という名前が意味する真実です。


 そう!大塚某は、(自称)歴史研究家でもありますが、(自称)聖書研究家でもあるのです!!


 その大塚某が出した、俺ん家コード的見解は、ズバリ!


 黒田官兵衛ちゃんは、キリストを名乗った!!


というフリーメーソンも驚きの展開です(笑)


==========

 ここからは、この説の説明を。


 ヨシュアという名前は、何もモーセの後継者だけではありません。古代ヘブライ人にとっては「太郎」に匹敵するドノーマルな名前です。


 そのヨシュアの表記が、各国でどうなっているかの一覧がこちら。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2_%28%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF%29

(ウィキペディアさんより)

  たしかに、スペイン語・ポルトガル語での表記はJOSUEになってますね。如水っぽいです。


 問題はここからで、このヨシュアをギリシア語にするとどうなるか!

 なんと


  イエス


になるのです!!!!


 そう!新約聖書はギリシア語で書かれましたので「イエス」という表記になっていますが、これはヘブライ語では


「イエス・キリスト」=「救世主ヨシュア」


という意味なのです。


 現代のキリスト教では、イエスとヨシュアをあえて別表記して、「聖なる神」と「それ以外」を分けていますが、どちらもおなじ名前が原点なので、黒田官兵衛ちゃんは


”シメオン・イエス”


という意味で自分の名前をつけたかもしれないわけで!


(シメオンは洗礼名だから、イエスのほうは勝手につけた?!)


==========

 さあ、ここからはさらに深みへとはまります。もともと「ヨシュア」とは「ヤハウェ(エホバ)は救いである」という意味です。


 キリシタン大名として、秀吉らに禁止されても最後まで信仰を捨てなかった官兵衛ですから、ヨシュアという名前はまさに自らにふさわしい。

 
「自分の生き方は水のようなものだ」みたいな仏教無常思想みたいなことを嘯きながら、その実は


「自分の最後の救いは神なのだ」

 
と最後まで信仰告白を続けたとも解釈できるわけで(^^


 おまけに、自分をイエスに置き換えながら名前をつけたとすれば、


「この世界の救世主(真の天下人)は俺だ」


なんて意味もあったのかもしれません。



 まあ、最後のほうはあくまでもフィクションですが、なかなかのミステリーでしょ?!