知ってる人は、ここでクスッと笑顔になるところですが、知らない人のために。
川口浩探検隊、は全部で40回近く放映された人気シリーズで、前人未踏のジャングルをさまよったり、人食いなんとかとか吸血なんとかとか、原始人とか魔獣とか怪鳥を求めて探検しまくるという
お約束な感じのドキュメンタリーという名のバラエティ
です(^^
その川口浩探検隊がどれくらい面白かったかについては、あの嘉門達夫さんが名曲
「ゆけゆけ川口浩」
を残してくださっているので、ぜひご参考まで。
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で、そんな川口浩ネタを交えながら、今回はなんと
「豊前と河童と大塚氏」
ということで、
「怪異!ギョエー!豊前の山奥で魔の河童に遭遇!」
「奥地で宙を舞う謎の怪魚!巨大ナマズが棲む魔の渕!」
「幻覚に襲われた探検隊!正気を取り戻す秘法!」
の三本立てでお届けしようと思います(爆)
はい。ここからはまじめにやります!
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江戸時代の幕臣に岡村良通という人物がいて、その人が書いたらしい
「寓意草」
という説話集だかなんだかよくわからない本があるのですが、 そこにこんな話が出てきます。
① 河童のはなし
相撲評論家の頁さんのサイト(坪田さま)
http://tsubotaa.la.coocan.jp/chrono/guuisou.html
”寓意草” ・・・豊前の国、小笠原信濃守の家臣で大塚庄右衛門という人と、その従兄弟の瀬川藤助という人がおり、河童と相撲をとったぜ、という話。
座敷浪人の壷蔵さんのサイトに 概略あり。
http://home.att.ne.jp/red/sronin/_koten/0439kappa2dai.htm
② ナマズのはなし
座敷浪人さんのサイトにまたまた大塚庄右衛門と瀬川藤助登場。
http://home.att.ne.jp/red/sronin/_koten/0625hikounamazu.htm
・・・こっちは空とぶナマズの話です。30m飛ぶそうですが、それにしてもこの従兄弟コンビは何者なんだ?!(笑)
③ キツネのはなし
不思議草紙さんのサイト
http://ameblo.jp/fushigisoshi/entry-10292885916.html
を見ると、またまたまた大塚庄右衛門が出てきます。
・・・今度は、キツネに化かされそうになったら麦飯を「ほら食べろ!」と差し出したらいい、みたいなネタ。
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とまあ、こんな感じで大塚庄右衛門は只者ではなさそうです。
ちなみに、不思議草紙さんのサイトでも紹介されていますが、作者の岡村良通は、幕臣で書物奉行だとか。しかし、これにはいろんな裏がありそうで、
風雲児たち人物辞典 さん
http://huuunji.sakura.ne.jp/MAIN/gengobe.html
によると、勢力争いに巻き込まれて公の歴史ではスルーされてしまった方のようです。
というわけで、どうして岡村良通が
「大塚庄右衛門LOVE」
なのかは、よくわかりません。
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しかし、追いかけるべきポイントはありそうです。大塚庄右衛門と瀬川藤助が使えていた
小笠原信濃守
とは、誰なのか。
ウィキ小笠原氏によると
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%AC%A0%E5%8E%9F%E6%B0%8F
信濃小笠原氏の一族が、大阪の陣の後から江戸時代にかけて、
「豊前小倉・豊前中津・豊前小倉新田」あたりを領地にもらっているので、小倉か中津の小笠原氏なのでしょうね。
先日より、豊前の大塚氏の痕跡が着々と増えていますが、はて彼らのそれ以前のルーツとなると、まだまだ未確認です。
というわけで、
河童と戦った大塚さん!連絡ください!
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